遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(相続9)

単純承認したものとみなされる「法定単純承認」には、どのようなものがありますか?  民法は、次のような一定の事由があれば法定単純承認をしたものとみなしています(民法第921条)。 ① 相続人が(自分が相続人であることを知り […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(相続8)

相続放棄に関して3か月間の熟慮期間の起算点はいつでしょうか?  民法第915条は、「相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3箇月以内に、相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(相続7)

相続があったときの相続人はどのような選択ができますか?  相続があった場合には、相続人は、単純承認、相続放棄、限定承認の3つから自分の意思で選択できます。 ① 単純承認とは、相続財産を包括的に承継することをいいます。単純 […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(遺言8)

どの種類の遺言書で作成すればよいでしょうか?  次のようなケースは、法務局保管の自筆遺言証書によるのが望ましいと考えます。 ① 配偶者に全財産を相続させるなど遺言内容がシンプルなケース ② 財産として、自宅と預貯金くらい […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(遺言7-2)

各遺言のメリット・デメリットは?  自筆証書遺言、公正証書遺言、法務局保管の自筆証書遺言について、メリット・デメリットは次のとおりとなっています(秘密証書遺言は、ほとんど利用されていませんので省略します。)。 区  分 […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(遺言7)

遺言にはどのようなものがありますか?  一般的な遺言には、①自筆証書遺言(民法第968条)、②法務局保管の自筆証書遺言(法務局における遺言書保管等に関する法律)、③公正証書遺言(民法第969条)、④秘密証書遺言(民法第9 […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(遺言6)

遺言でできることと、できないことは? 1 遺言でできること(遺言書に定めておくことにより法的に効力が生じるもの)は、次のようなものがあります。 主に、遺産分けに関すること(①~⑤)と、人に関すること(⑥~⑩)の2つになり […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(相続6)

代襲相続人の相続分はいくらでしょうか?  代襲相続があった場合は、代襲相続人である孫は、死亡した相続人である子が受けるべきであった相続分と同じということになります(民法第901条)。  なお、代襲相続人が数人ある場合は、 […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(相続5)

相続開始前に相続資格を喪失するケースはどのようなものでしょうか? (推定)相続人が、相続資格を喪失する(剥奪される)ケースは2つあります。  一つは、相続欠格事由です。 こちらは、法律上当然に相続人の資格を失うもので、次 […]

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遺言相続
基礎から学ぶ遺言相続講座(相続4)

各相続人の相続分はどれだけですか?  各相続人の相続分について、具体的事例をもとに見てみましょう(民法第900条)。 ① 配偶者と子供2人 → 配偶者2分の1、子供それぞれ4分の1 ② 配偶者と父    → 配偶者3分の […]

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